オージャス(生命の源)
アーユルヴェーダ講習会 第4回
月に一度の講習日にまさにど真ん中の台風上陸。
窓を叩きつける雨風にも平然と授業を続け今回も大満足の一日でした。
今回の講習では オージャスが出来るまでの事ことを学びました。
オージャストは命の源。このオージャスがなくなった時、命も終わります。
もともと母親から受け告いだオージャスと日常の生活習慣、特に食生活により少しずつ身についたオージャスをより豊かにすることが若々しく幸福な生活には欠かせないということです。
オージャスが作られるメカニズムを学び、実習では、るみ子先生考案の「特製オージャスドリンク」を作って皆で美味しくいただきました。
アーユルヴェーダでは、人生は積極的に大胆に勇気を持って幸福に生きることが大切でありその為には若返りらねばならないといいます。
目に見えないドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ、またラジャス・タマス)が肉体に影響を与え、その肉体の各組織を構成していく。
各組織の構成要素は、食べたものが「ラサ(体液)・ラクタ(血液組織)・マーンサ(筋肉組織)・メーダス(脂肪組織)・アスティー(骨組織)・マッジャ(骨髄組織)・シュクラ(生殖組織)」という7つの順番でアグニ(消化の火)が働いて綺麗なエッセンスを作り、そのエッセンスからできる。
綺麗なエッセンスを作り適切に老廃物を出してアグニの火を燃やすことでオージャスを増やしていくには、未消化物を溜めない食事の仕方と宇宙のリズムを理解して自分に合った生活習慣を身につけることが欠かせません。 「自分にあった」というのは自分の体質を知ることです。その為にはドーシャを理解することです。ドーシャのことについてはまたの機会に書こうと思います。
講習がひとまず終わってからも 電車が止まって帰れなくなったのでマッサージをしあったりヨガや体操、団欒となんだか皆笑顔で楽しそうでした。
あの台風の日という忘れられない一日になりました。