ウコン(ターメリック)

ウコン(ターメリック)

ウコン

  • 科:ショウガ科ウコン属多年草
  • 学名:Curcuma longa(クルクマ ロンガ)
  • 原産地:東インド地方
  • 味:苦味、辛味、渋味
  • 消化後の味:辛味
  • 薬力源:温性
  • 性質:乾性、軽性
  • ドーシャへの影響:カパとピッタを鎮静

 

ウコン(ターメリック)とは

ウコンとはショウガ科に属する多年草植物です。根茎をいったん茹でて、皮を取り除き、乾燥させて粉にしたものがターメリックとして市場に出回ることが多いです。

ウコンウコンは元来、熱帯アジアの植物であり寒さに弱いため、日本では沖縄県と鹿児島県のごく一部を除いて自生しているところは少ないといわれます。
ウコンの仲間は世界中で50種類ほど確認されているそうですが、そのうち日本で栽培されているのは主に3種類、春にピンクの花を咲かせる春ウコン、夏にピンクの花を咲かせる紫ウコン、秋に白い花を咲かせる秋ウコンです。
それぞれ、キョウオウ(春ウコン)・ガッシュ(紫ウコン)・ウコン(秋ウコン)と呼び分けています。

これらは五臓の強化に効果があるといわれる種類でクルクミンを多く含み、もっとも多く利用される種類です。
インドでは紀元前1000年頃には既に栽培されており、アーユルヴェーダでは、身体を強くする植物として内用にも外用にも使われてきました。

ウコン(ターメリック)の働き

「すばらしい天然の抗生物質」といわれているウコン(ターメリック)。ターメリックには、ゆっくりと二次感染による細菌の繁殖を抑え炎症を取る作用があるとされています。

ターメリック一般には日本ではウコンというと、「飲酒の前に」「疲れた身体にウコンの力」というイメージではないでしょうか。
それは、ウコンの主成分として知られるクルクミンの働きによるもので、肝臓機能の強化、大腸がんの予防薬としての効果も研究されています。ウコンは慢性の虚弱体質や病弱な人に強い抗菌作用を持つと同時に消化、代謝、腸内細菌の改善を促します。
また、肌のシワを抑制し、殺菌作用があるといわれ、皮膚炎や湿疹、にきびなどの皮膚トラブルに有効で美肌効果ではとても有名です。血液を浄化するだけでなく、血液をあたため、新しい血液組織の生成を促します。内用、外用どちらも効能があります。
クルクミン、精油成分、フラボノイド、ミネラル類、食物繊維など数百種類とも言われる成分が相乗的に働いて、身体の広範囲に薬理効果を発揮しているのでしょう。

ただし、ウコンはスパイスとしてとる分にはまったく問題はありませんが、長期にわたって大量に摂ると脂肪肝など肝機能障害を起こすという報告もあります。肝臓に障害がある人や妊娠中の方は大量摂取は禁忌と言われています。

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